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■さて、私達はといえば孔子典礼の前に太極拳の奉納演舞をさせてもらう事になり、張り切ってやって来ました。正面にある大成殿と呼ばれる建物の前に赤い絨毯が敷かれ、羊1頭、牛1頭、豚1頭を中心に山海の珍味の数々が供えられて……、実はこれらは孔子の霊を迎えるためのいけにえだそうです、なかなかのグルメですね。どうでもいい事ですが羊、牛、豚がそれぞれ模型でよかった、本当によかった。 ■10時30分、いよいよ私達の出番です。長谷川くみ子支部長を先頭に17名が整列、72賢人の像に見守られながら奉納演舞を行います。立禅から始まり、スワイショウ、前半の八段錦の後、太極拳24式をやります。真夏のような暑さのなか、孔子廟の中庭でやる太極拳はまるで中国にいるかのような錯覚を覚えます。場所や建物にも「気」はあるのでしょうね。その後、後半の八段錦、立禅、手と続きます。六段錦で、下から両手をすくい上げて天を持ち上げるように空を仰ぐと、うっ、眩しい! 残暑まだまだ厳しいようです。無事に演舞を終えてホッと一安心、緊張が解けて笑みが浮かびます。みなさまお疲れ様でした! ■ここからいよいよ孔子祭のはじまりです。13時から孔子典礼、中国の獅子舞、古い楽器を使って演奏する明清楽などなど内容盛りだくさん(ざっと流してますけど中味はスゴイんです!)。地元にいてもなかなか観ることがなかったので、今日一日で目からウロコが何枚落ちたことやら、しかも参加させてもらったという優越感! 今日はいい日です。
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