第19回合同審査・研修会 松尾順子(長崎教室 準師範)

2013年4月21日(日)
県立総合体育館で、合同審査・研修会がありました。47名の参加でした。
久しぶりに会った他教室の方々との再会を喜ぶ姿も見られ和やかに、まずはストレッチからのスタートです。
この日審査を受けた方は15名。今回は一グループのみとなり、ほど良い緊張感の中、演舞が始まりました。 生まれも育ちも、年令も体格も違った他人同士が集まって、同じ時間に同じ場所で、同じ動きを舞うという不思議。本当に得難い貴重な時間です。そんなことを思いながら拝見していると、皆さん合格!と相成りました。
その後は、畳に座して楊名時先生の「心・息・動の訓え」(DVD) を見た後、長谷川先生の「呼吸について」のお話。春蚕吐糸 綿綿不断(春の蚕が糸を吐くときのように、綿々として切れないように)。逆腹式などの実践も行いながら、改めて呼吸の大切さを学びました。
そして、特筆すべきは百花拳。音楽を使う良さも、もちろんありますが、この日静寂の中で舞った百花拳は、お互いの気を、より深く感じることができたのではないでしょうか。
昇段された皆さん、おめでとうございました。これからも、お互いの気を感じ合って、もっともっと元気になりましょう。