ごあいさつ
●長崎県支部長 長谷川くみ子
楊名時太極拳は中国古来の太極拳に日本文化の要素を加えた独自の太極拳です。私たち日本人の心にひびく静かでゆったりとした動きが特徴です。創始者・師家・楊名時先生は太極拳を通して日中友好にその生涯を捧げつくされました。
支部設立5年目を迎え、師家の心と技を受けつぐ楊慧先生に2年ぶりにお出でいただくことになりました。中国との深くて長い交流の歴史を持つ長崎の地で、共にお稽古できることは、たいへん意義深いことです。女性ならではのしなやかで美しい演舞は見る者を魅了します。その「気」にじかに触れることで太極拳の真髄を説き明かす鍵を手に入れることができるのではないでしょうか。「天の時、地の利、人の和」実り多い一日になりますよう、皆さまのご参加、心からお待ちしています。
大会レポート
2年ぶりの大会は、穏やかな秋晴れに恵まれ、見事な紅葉が彩りを添えました。参加者は67名、湯布院から中溝健二大分県支部長、武術太極拳連盟の海原一博さんも駆けつけてくださいました。また20名程の見学者がありました。会場入口にチラシと同柄のポスターを貼りました。いよいよ開会、慧先生を拍手でお迎え、前半のお稽古をつけてくださいました。